途中式を書いてくれるように。

今日、算数の指導を6年生にしていたところ、

その子たちがしっかり式を書いて

解いてくれるようになっていました。


ブログを読んでくださり、親御さんから

働きかけをしてくださったのかもしれません。


おかげで、間違っている解答に対して

私が途中式を読み、どこにエラーがあるのか

具体的に指導をできる機会が増えました。

これまで、幾度となく”書いてください”と

伝えてきても書かない子もいて手を焼いてましたが、

意義を生徒たちも理解してくれたと思います。

これは、本当に大きな変化だと言えました。


意識的に式を書いてみると、その式を

その子がどうさばこうとしているのかということも

自ずと見えてきて、いつも正解を重ねている子も

実際は結構不器用に解答を作っていたということなど、

見えない点に多く気付くことができました。


さらには、その式を見て、隣に座っている子が

「ここの式の解き方はこっちの方がいいよ。」

というように、声かけを行う場面まで見られ、

ブラックボックスになっていた途中のプロセスを

お互いに検証できるような感じになり、

良い点ばかりが見られました。


ただ合っている合っていないだけでなく、

途中のプロセスまで議論に乗せることができる、

そういう点で、やはり式を書くということは

当たり前のことながら重要なことだと思います。

kojinkai

佐賀市の小中一貫学習塾 紅人会|kojinkai 公式ブログ