懸命な解き直し。

月曜日学習会は本日は少なめ。
自分で処理できない問題が
ある時に利用する曜日なので、
少ないにこしたことはありませんが。

今日注目していたのは新小5の子。
計算問題集を解きながら、
間違えた問題に印をつけ、
解き直しを何度もしていました。
もちろん、解き方が間違って
いるところは指摘しますが、
以前のように目的意識が
低いまま時間を過ごさず、
2時間半ほどずっと集中して
解き直しに没頭していました。

自分の間違い、不理解、
覚えていないところに
向き合うエネルギーほど
大きいものはなく、
自分を変えよう、変えようとする
エネルギーをすごく感じました。


勉強には、終わりを設けては
いけないんですよね。
区切りをつけるのは自由ですが、
終わったからやらない、というのを
その日に結論づけるようなやり方は
学習の本質からは外れます。

今日、行動を起こし、今日、反省をし、
明日をどう学ぶか?を計画づけられ、
初めて具体的な習得に向かう
感覚になることができます。


今日だけがんばる、それで終わる、
そんなやり方に未来を紡ぐ
力はないのです。

糸を手繰り寄せ、織物を
製作するように、
日々の連続性こそが
学習の根底を支えます。


小学生の学びから、
中学生の一部の伸びない子の
学びを想像します。
自分の頭で考えて
学んではいないんです。
真面目なだけ。
賢さの問題でもありません。
いえ、あるいは、その習慣が
あるかどうかということが、
賢さの源泉かもしれません。

明日をどうやるか?という
思考があるかどうかということ。

通うから伸びるのではない、
日々を紡ぐから形作られるのです。
そこを通塾生みんなの共通理解のために、
改めて伝えたい想いです。

kojinkai

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