附属中学2年の子たちは、実力テストの範囲が
配布されたということで、範囲表を全体で確認し、
対策の方針を固めてゆきました。
問題を何度も解いていくというよりは、
教科書を見て、何がどうなっているのか?
ということを読み込んで、まとめていく時間の方が
今日は長めであったという風に見受けられました。
「先生、実は、温暖湿潤気候と、西岸海洋性気候と
地中海性気候の特徴がうまく掴めなくて・・・」
最近入塾した男の子でしたが、その子に対して
細かくそれに関する講義を行いました。
理解力はしっかりとありますから、
”なるほどすごいな・・・”と納得してくれたと思います。
別の子は理科に集中しておりまして、
多分初めてくらいに理科の教科書をここまで
精読し、理解しようと努めている姿を見ました。
「ノートください」って言うので、ノートを渡すと、
独自にその子はノートへのまとめもスタートし、
実力テストごとに怪しい領域のまとめノートを作って、
見直しの機会を増やしていきたいということでした。
まあ、いろいろ試していけば良いかなと思います。
最も効率的な学習とは何かっていうのは、
いろいろやっていく中でつかんで、実感しながら
習得していくものでしょう。
時間対効果を考え、特に時間がなくなってきてからの
動きというのが、これからは見ものです。
全部まとめ直していると時間が足りなくなると思うのか、
それに見合う隙間時間を生み出し、方法を貫いていくのか、
そういうのはすべてひっくるめて、その子の現時点での力です。
最終到達点は、どんな方法を駆使しても理解する、
どんな方法を駆使しても頭に叩き込んでいく、
そのためには、隙間時間を使ったあらゆるインプット、
しっかり時間をとったアウトプット、
これがすべてであると思います。
この数ヶ月、数回のテストを経て、そういう
学習スタイルのようなものを確立して欲しいと思います。
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