漢字の力。

今日は小5の第3回目の地理。

過去の内容はほとんど完璧に身についています。

こんなに記憶力があったのか・・と驚くとともに、

学校の授業もほぼ完璧に聞いてきているなこれは・・と

その授業を受ける姿勢も確認できます。

今日の小テストも1問ミスでおさめ、

そんなに量をこなしてきたわけでは

ないように見受けられましたが、

授業でほとんど完璧に理解して頭に

おさまってしまうくらいの力を

保持しているのだと思いました。



さて、今回は記憶力についての話です。


漢字が得意だという子に記憶力が低い子は

一人たりとも居ません。


文字認識の力は、明らかに記憶の部分に

関わっていることが確認でき、すんなりと

頭に入っていくかいかないかということが

その点からもはかれるように思います。


この得意というのも、50問テストが

満点になるかどうか、ということ以前に、

その意味を説明できるか否かという

概念理解の程度の高さが問題になっています。


いつもちゃんと考えている、ということは

あらゆる点で差を生み出していきます。

指導時間以外の、指導者から見えない時間に

一体どんなことを考えながら取り組んでいるのか、

そのあたりでほとんど決まっていると思います。



今の5,6年生は予習シリーズの

「漢字とことば」を渡していますが、

こんなに丁寧に漢字の成り立ちや意味や

熟語の例を学んでいける教材はないでしょう。


記憶の力を高めていきたいというとき、

漢字の字面もそうですが、しっかり内包されている

意味をいつもしっかり確認し、ボキャブラリーを

増やしていってほしいと思いますし、

そのことにより漢字1個1個の意味を抽象化して

「こういう意味の漢字」という風に

頭の中に入れていくトレーニングをしてみてください。



ちなみに、今日紹介した子は、常時漢字テストは

一瞬で書き上げて満点を取り続けています。

漢字は大したことがないといって、甘くみないでください。

多くの人が甘く見ることにほど、重要な基本が多く

含まれているものです。

kojinkai

佐賀市の小中一貫学習塾 紅人会|kojinkai 公式ブログ