言葉選びの感性。

今日の小4の物語文は、
場面の読み取りがメインと思わせながら、
因果関係が焦点となる内容でした。

ほめてもらえなかったから
悲しかった。

いじわるなことを言われたから
悲しかった。

どちらが因果関係として
最も適しているか?
色々な子が書いた解答を分類して
比較して、最終的には
前者と後者の比較となり、
後者が当然選ばれました。

確かに!と納得することは
とても大切であって、
正解がどっちか?というよりは、
どちらが解釈として正しいか?を
議論する方が力になることもあります。

この学年、今回は模試で国語が
かなり伸びてましたが、
細かい意味に接近する楽しさ、
意味を厳しく詰めてゆく楽しさ、
に、気づきはじめた所以なのかなと
思っています。

国語は、どう考えるか?という
技が少ない教科ですが、
少ない技を多くに応用してゆく
点で、技が可視化される次元で
理解されていないと、自力での
解き直しもままなりません。

少し時間をおいたら、
解説を見て自力で納得できる、
その経験を経て、次の問題で
似たような問題があつたら、
似たような考え方で
解答することができる、
という点にフォーカスし、
力を磨いてゆこうと思っています。

kojinkai

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