黙々と進む学習。

中1の男の子は、最近ほとんど毎日

20時から22時の間に学習に来ています。


学校の宿題もそう多くないので、

すぐ終わってしまいますから、今は

塾の教材を進めたり、英語の暗写のトレーニングや、

問題の解き直しをノートに行ったりして、

有り余る時間に対してどんな学習をしたら良いかを

自分で考えながら取り組んでいます。


「そこ省いたらできないって言ってるだろ。

その大問、それが原因で全部間違ってる。

全部消して、途中式を書きなさい。」

「もっとやり直しの回数を減らせないの?

いつになったらそれ正解になるんだよ。

答え写してるだけじゃダメだって言ってるだろ。

分かろうって気持ちあるのか?」


その子にとって私は、ダメ出し9割、褒める1割の

超厳しい先生に映ってるとおもいますが、

1割の褒めるがとっても彼にとって心地よいものなのだと

そんな風に見えています。


私も彼の苦労とか気持ちとかも分かってるつもりなので、

優しくすることもできますが、親御さんからも

厳しくお願いしますということでお願いされていまして、

ここまで言っていいのか?のところをさらに踏み込んで

結構ズケズケといろんなことを言わせてもらっているのです。



そんなこんなあってのことですが、塾での自習中

やっていることにちゃんと目的意識が芽生え始めており、

放っておいても必要なことをちゃんと適切に取り組め、

本当にひたすら黙々と自分の学習を進めています。


多分、1年後かそれくらいに化けていると思います。

昨年1年だけでも偏差値は15伸びました。

周囲の子はどう思っているかはしりませんが、

誰しもに可能性があって、その子は特に静かな環境での

集中力がかなり高いということもあって、

環境をちゃんと用意することによって

化けていく可能性があると私は踏んでいます。


これからも是非コンスタントに静かな環境を

用意していきますから、自分のことに集中する時間を

大切にしながら頑張ってほしいと思います。

kojinkai

佐賀市の小中一貫学習塾 紅人会|kojinkai 公式ブログ