小4は、慣用句の理解をするため、
毎回一つ一つの慣用句の意味を
具体的に説明して、みんなで
共有する時間をとります。
すでにことわざと四字熟語を終え、
慣用句に進んでいますが、
こんなふうに余裕をもって
一つ一つあつかえるのは
4年生の学年だけです。
「そういう意味なんだ!」
「面白い!」
言葉が持つ意味に関心を持つことは
とても重要なことです。
特に慣用句は、なぜその意味になるのか
ということがとても重要で、
これは、実は英語における
イディオムを理解する発想に
似ているところがあります。
今日は、「目を細める」という
慣用句も学びましたが、
「ちょっと前に、お父さんが
目を細めながらお酒を飲むシーンが
ある話を読んだの覚えてますか?」
に対して、全員一致で
「覚えてる!!!」と。笑
国語も丁寧に解いてますが、
みんな一回読解した文章の内容は
かなり覚えているんですよね。
ここも大切なことで、
国語の文章題のパターンは
いくつか類型があって、
読んだパターンが多いほど
先の展開を読みやすくなり、
答えの類推がしやすくなるんですよね。
また、昔といたことのある問題が
そのまま入試に出たこともあり、
「解いたことある問題が出ました」と
いう声も時々聞きます。
大学においても、全体は覚えてなくても、
こんなふうに考えたっていう記憶は
すごく残っていて、それがいろんな
文献を読む時の読み方に
役立つということがよくありますが、
国語というのはそういう性質も
ある教科なんですよね。
話は飛びましたが、
国語は考える、という面では
とても良い題材がそろい、
他教科と比べてもはるかに
多岐にわたる意味との
出会いがある面白い教科です。
是非小学生のうちにこの
教科の面白さをたっぷり味わい、
先に繋げてほしいですね。
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