テスト対策をする時には、
何を覚えていて
何を覚えていないかという
確認作業をしますが、
それを演習といいます。
教科書見ながら正しいと
思われる言葉を探して書き込み、
できるだけたくさん丸にするのが
演習ではありません。
確かに、教科書をもとに
問題集は作られてますが、
解く時には、最低限半分以上は
覚えてますよね?って前提で
あるということは覚えて
おかなければなりません。
つまり、解く段階で
ほとんど教科書を見なければ
答えを埋められないならば、
普段の授業を受けている段階で
ほとんど理解できていません。
では、覚えてないならどうするか?
まあ一旦教科書見ながら解いても
いいんですが、解いた後すぐさま
答え隠しながらもう一周ぶつぶつ
言いながら解いて欲しいんです。
で、時間あけてもう一周。
ノートに解く必要はないですよ。
ラストに、また教科書読み直して
理解し直す作業も入れるとかたいです。
成績が振るわない子は、
「すぐやり直す。」
「時間あけてもっかいやり直す。」
「読み直す。」
などといった段取りが組めてないことが
結構多いんです。
解いた、終わった、よかった。みたいな。
身につけるためのプロセスを
作ってゆかなければなりません。
目標の置き方を変えなければなりません。
覚えてないことが多いなら
頻度でカバーするしかなく、
その日のうちに最低2.3回はやり直す。
これが、学習計画の中にある
小目標になると思います。
さらに重要なのは、この数回を
終えたのちに何度も間違い
覚えきれていないところに
マークをつけておくことです。
ここまでやりきって、
さらに復習を入れてもなお
上手くいかないなら
その上で相談してほしいですが、
根本的に、スタート段階で
何をいつどう復習するかが
明確になってないならば、
それはもはや、マラソン動画を見て
走った気になっている
ランナーでしかありません。
スタートするときに、どう復習するか、
いた復習するか、それをまず決めて、
とにかくまずはその日のうちに
一発復習することを心がけて下さい。
できれば翌日にもう一回。
復習計画がしっかりとしたスタートを
切れると、学習に連続性が生まれて、
特に覚える系のものを相手にした時の
感触がよくなってきます。
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