今日は、幼稚園での年長さんとの最後の
ワークの指導の時間でした。
普段寄ってこない大人しい園児も
最後となると寄ってきていろんな話をしてくれ、
週1回ではなかなか本質的な子どもの気持ちに
寄り添うことが難しいということも
何となく感じ、寂しさも覚えた日でした。
「今度、ここのできてなかったワークしてもいい?」
毎年のように思いますが、この質問ほど
切ない気持ちになることもありません。
もう今週末が卒園式だというのに、
来週があるかのように考えている幼稚園生に
ほっこりもしつつ、時間については
巻き戻したり増やせたりはしないという
物理的な状況に、寂しさも感じるのです。
「実はね、今日で君に指導するのは最後。
この先は小学校の先生にしっかり習うんだよ-」
たくさんの多様な”未来”・”可能性”に
触れさせていただき、今通う小学生・中学生・高校生も
このような時期を経て私と交流を持っているということを
いつも振り返るように思い出します。
それぞれのお子さんは、私にとっては
特別な生徒です。私は人数を絞って目的も持って
指導している以上、合わないお子さんも
出てくることは当たり前のことですが、
それぞれの子がいつも自分で考え、自分の意思で
学べるような場でありたいと考えなかったことは
そういった経緯からもあり得ないことなのです。
0コメント