小学5年生のうち半数はまだ鶴亀算自体に
出会ったことがありませんでした。
いや、正確にはすでに解かせたことは
あったのですが、それと分かるようには
問題を出題してはいなかったというのが
正直なところです。
あの頃の方が無理やり解こうという
意欲が高かったように思えたり思わなかったり。笑
最近、何人かは授業前に質問にきてくれたりして
積極性が出てきたなぁと思うのですが、
まだ受け身の状態で、出来なきゃお父さんお母さんに
聞けばいいかとくらいに思っている子もいるようで、
例題に付随する類題を解き直してみたり、
解説を読んだり、本を読んだり、
ネットで調べたりして何としても
自分で!!!という感覚にはまだ欠けており、
そういった点が今後の課題となってくるかなと
思ってもいます。
もう君たちの力をもってすれば、あらゆる
方法を駆使して分かるようにしていける、
そんな年齢や実力は持っているはずなのです。
はまり込んで、時間をつぎ込んで、
自分へ投資していくような感覚に早期に
なった子から飛び抜けていくでしょう。
「問題を解き、解説を読み、読んでなお
しっくりこない時には人を頼るべきですが、
まずは自分で色々方法を駆使して、解きなおし、
納得しないといけないですよ。」
今日、生徒たちにはそう伝えました。
頼るというのも1つの力ですが、
依存するのとは訳が違います。
鍛えるべきところは、どちらかといえば
分からない問題に対して何を読み、調べて対処するか、
どう対処するかということです。
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