中1の作図の演習にやや難しい
作図を忍ばせました。まず、円周上の
点Pにおける接線を作図し、
点Aを中心とし、その接線に接する
円を作図するというものです。
この問題の図だけみると
とてもシンプルなのですが、
一旦作図を始めると、この問題の
手数の多さに気付くと思います。
まず、円周上に3点とり、
2本の垂直二等分線を作図して
円の中心を定め、
円の中心と点Pを通る直線をかき、
点Pからその直線に垂直な線を引き、
点Aからその線に向けて垂線を下ろし、
半径を定めて円を作図する、と。
結構描き始めるとぐっちゃぐちゃに
コンパス跡が残ります。笑
どれくらい正答できるかは
復習の程度と理解の深度が
ものをいうところでしたが、
今回は3名の突破でした。
作図というのは極端に難しいものはなく、
既存の作図法の組み合わせ論です。
図の完成形からの逆算です。
この発想が、来年度以降の
図形の単元の発想法を育てます。
学びにおいて、たかを括るというのが
一番危険な考え方です。
特に数学は極めて体系的であり、
無駄の少ないカリキュラムで
作成されています。
今は、新Aクラス問題集によって
方程式の再度の復習もスタートし、
方程式は既に3周目。
その後はさらに比例反比例の
3周目に突入して、
応用問題まで極めます。
中1で大切なのは、英数の極まりです。
多少授業時の理科社会を
犠牲にしつつも、確実に
英数が仕上がっていた方が、
来年度以降が効率化します。
理科社会は最悪、長期休みで一気に
仕上げることもできますから。
時間さえあれば、英数に
取り組んでください。
大好きであって下さい。
中1に必要なのは、理科社会が
得意であることよりも、
英数の苦手をなくすことです。
もちろんどの教科にも苦手がない
ということがトップに立つ必須条件ですが、
英語か数学のどちらかが苦手な子が
上位に立つことはありません。
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