割合と速さ。


基本事項の確認のために行っている単元テストです。

今回はたまたま速さの単元の習得後だったので、

割合の問題と合わせて中学受験の大きなテーマであるうちの

割合と単位量の項目が揃った小テストとなりました。

基本的な事柄なのですが、もし出来ていなければ

しっかり解説をし、質問もしながら

理解を深めていく機会になっています。


割合は、数直線処理の確認です。

(2)なんかは割合が完全習得されている子には

簡単な問題なのですが、不足する場合は苦戦をします。

数直線を書く習慣をつけてほしいということで、

今日解説した問題は来週も類題を出します。


速さは、旅人算への接続をうまくやるための

準備的な問題までを用意しました。

母親が、最低でも12分で2400mを進まなければならないという

事実に気づいていた場合は簡単に処理できますが、

先に18分で忠雄さんが進める距離を求めてしまい、

1440mとか960mが気になり続けて解けない子もおり、

残りの12分の母親の動きに視点が移らない子が

悩み続けているようでした。


制限時間が制限される中、

漢字・文法テスト、読解テスト、算数テストを

30分以内に全て終えなければならず、

気になる問題がありながら先にできることを

さばいていかなければ間に合わないので、

そういった短い時間のやりくりも同時に

この子たちは学んでいるようです。


今しっかりとゆっくり育てた基本的な考え方は

来年度学ぶ内容へと確実に受け継がれてゆき、

一気にこの学年は応用的な思考へ到達していきます。


いつもギリギリ考えられそうなところでしか

問題は出題をしません。是非とも満点を目指して

毎週頑張ってもらいたいと思います。

kojinkai

佐賀市の小中一貫学習塾 紅人会|kojinkai 公式ブログ