塾長飯。

金曜日のパスタの日は久々に
復活です。夏休みの間は
朝ご飯はお休みしていましたが、
夏休み明けたので久々に
朝ごはん作って楽しいです。

今日は、ポルチーニと
アンチョビのクリームパスタ。
ポルチーニは、西洋のマツタケと
呼ばれており、これからが
旬になります。

まあ、高いので乾燥ポルチーニを
戻したものを使いましたが笑、
それでもまあまあ値が張る上に
手間もかかります。

しかし、料理は基本的に科学。
理論をどれだけ理解したかが
半分、あとは温度管理の感覚です。
夏休み、深夜に必ず
料理番組のYouTubeを見るのは
ほとんど欠かしませんでした。
お陰で、作ってみたい料理が
たくさんできました。

今日はアンチョビも控えめに、
キノコの香りをいかす構成に。

ちなみに、うちの
クリームパスタは必ず
ほうれん草のおひたしがつきます。
これもまたシンプル。
さっとほうれん草に湯通ししたら
砂糖を一振り、醤油を一振り、
これだけですが、クリームパスタの
塩味をやや薄めにすることで、
このささやかな甘辛さが
バランスをとります。

アンチョビはもともと
ペーストを使ってましたが、
今は瓶詰めのカタクチイワシの
オリーブ漬けをそのまま使い、
より本格的に仕上げています。

とまあ、結構ガチで
やってるんですが、
相変わらず量産には向かず、
こんなに美味しくて
料理屋でも提供できる
レベルだと自負してますが、
技術的に色々同時進行できず、
やっぱりじっくり素材に
向き合う方に向いてるというか、
これは今の仕事にも通じている
発想の出発点かもしれません。

なんというか、一つ一つを
丁寧に仕上げたいんですよね。


教育も、ある種科学的な側面と、
経験的な感覚による側面が
バランスをとれている必要が
あります。

今のAIによる教育とか
映像教材による教育とかも
メリットはありますが、
語り手の塩梅の感覚というのも
それなりに専門性の高いもので、
やっぱりそこも無視できない
要因になりうると常々思っています。

この人に手心加えられて
絶妙に思考力が育った、みたいな、
一教育者、一料理人としての
仕事をしたいなと思っています。

この人の元でしか育たない
子に育った、と言われるような
仕事をしたいですね。

kojinkai

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