中3生の要求。

明日はお休みなので、何を解いて

おいたらいいですか?という質問が

今日来塾していた生徒たちのそれぞれから

出てきていました。


多分直前期なので、問題集を持っていて

色々自分で取り組み続けていますが、

指針がほしいということだったのでしょう。

生徒の求めるものは様々なので、全員

指示が異なってきます。



ある生徒は、自前で問題集を持っていたので、

その問題集を片っ端から80ページほど読んで、

優先順位をつけて取り組んでおいて

もらいたい問題を指示しました。

難問集でしたので、解かなくて良い(知識がないと解けない)問題と

解くべき問題と、当たっておいて欲しい問題の

3つに分けて指示を行いました。


ある生徒は、特に英語で苦手な部分があり、

その領域に特化した形で、手持ちのテキストと

過去問の中で集中的に取り組むべき問題を指示しました。

以前間違っていた問題も、レベルの高い過去問に

取り組む中で全部正解にできていました。

目標が高いと一段も二段も成長しますね。


ある生徒は、連立方程式を完成させたいということで、

私からこれを解いておくように、と指示しました。

他の教科も余念無く次々完成させていっています。

今日もまたノートを一冊終了させてしまい、

新しいノートを持って、さらにもう1冊受験までに

終わらせると意欲を高めていました。


ある生徒は、特色選抜対策でしたが、

確率は龍谷高校が癖があって

引っ掛けに対応する力がつくといって

過去問の中で解いておくべきものを指示しました。

ネックだった数学は、自分で手持ちの問題集の中から

選択して取り組めているようでした。


ある生徒は、理科・社会に特化して

週末は基本問題集を回り直してもらうことを指示しました。

最も大きな課題になっていた数学も、ここ最近

関数・幾何共に小技が増えてきて、以前は

自信が無くて解けなかったものも自力で

正解へと導けるようになりました。



みんな、こうありたい、ああありたいという

未来があって、自分の行動・学習について考えています。

この時期の中学3年生は、3年間で最も

自発的にあれこれ求めてくれて、

私もやりがいでいっぱいです。

kojinkai

佐賀市の小中一貫学習塾 紅人会|kojinkai 公式ブログ