地理の授業、質問をすると
自然と身についた知識が言葉となり、
新しい学びに導きを与えます。
丁寧に丁寧に、
知識を紡いだ2ヶ月でした。
ここを丁寧に学んだ子たちの
知識には、表層的な概念を超えて
立体感が芽生えます。
知識にはつながりが必要です。
地理に限らず、算数も国語も理科も。
昔学んだことがどう繋がっていき、
その子の中で紡がれてゆくか。
この塾は、私が子どもたちの
ストーリーを作る場だとも
思っています。
忘れない、いや、忘れたとしても
得ようとする過程の思考法が
先の学びに生きるように、
そのように小学生指導の根っこを
大切にしてきました。
長く教えればこそ、
子どもたちは私とストーリーを
共有し、同じ視点でものを考え、
努力できる子はその視点を
さらに超えてきます。
言葉にする、というのは、
紡がれたストーリーの具現化です。
いつも、子どもから出てくる言葉には
耳を傾けたいものです。
客観的に出てくるテストの結果も
大切ですが、子どもを見る視点はいつも、
何を大切だと思って、自分で
知識を語っているかだと思ってます。
最後は結局、関心を持ち続けて
学び続け、語り続けた人が
新たに未来を紡いでゆき、
社会をリードする立場に
近いと思いますから。
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