4年生たちの国語の記述指導では、
特に、解答と自分の記述を
見比べる視点を育てます。
どこが違うのか?
なぜこの言葉を選んでるのか?
あるいは、解答のどこが
よいのか、あるいは、
「わるいのか」??
解答は万能ではなく、
解答の作り手の視点が
どうしても入りますから、
多少の恣意性が見られるような
記述もあるわけです。
だからこそ、自分の解答の方が
よいはずだ、と思うことがあったり、
あるいは、丸をつけてよいのか
判断に迷うタイミングも
あるはずなんですね。
よく、国語が苦手な子の中に、
解答と異なるから
無条件に書き直して、
しかし、解答がなぜそのように
なるのか考えもしない子がいます。
小学生の間にわざわざ
良問が多く、解説が詳しいと
定評のある予習シリーズを
使い、毎週毎週演習を
行うのは、そこを正す
ためでもあります。
「国語って、解答の
言うがままになんも考えずに
答え書き直しても全く
面白くないですよね。
問題文と戦うのは当たり前です、
それもそうなのですが、
解説と戦う国語はもっと
面白いんですよ。」
4年生は、よく解説を
読んでくれるようになり、
結構国語の仕上がりも
いい感じになってきました。
夏休み明けにどう
変化しているか楽しみです。
0コメント