中学生の話になります。
今日授業中にこんな話をしました。
ー「”君、やってきたぞ!”って時は
露骨に態度にあらわれるよね。
これまでやってんだかやってないんだか
分からない感じだったけれど、
最近は毎回とてもイイね。」
やや照れ臭そうに、
「最近やらなきゃって思って、
結構やり込んできたんですよ。」
一言ポツリと言いました。
あまり口数の多い子ではないのですが、
やはり見えないところでの努力は
そのまま学習態度にも反映されるようです。
「俺も現れてますか?」
ー「君は態度ではなく結果に現れる。
なぜなら、やり込んできたものは
すこぶるできるからだ。
やればできるのに結果が中途半端なうちは
まだまだやり切っていない。
君については長く見ているからよく
そういう点も分かってるつもりだ。
今年は受験だからそういう点ツッコミ
厳しくしていくから覚悟しときなよ。笑」
ゲ・・・みたいな表情でしたが、
それもまた信頼関係です。
この学年は小学生の時から比較的
頑張ってきた学年でしたが、どうしても
学習を途中でストップしてこれくらいで
イイかって感じで済ませる感覚が抜けず、
だから中3の教材は少し易しくして、
内容も薄くし、範囲内をまずは完璧に
してから標準教材へ移行する流れを
徹底していく方針を固めています。
実力テスト対策も、これまで点数が
なかなか伸びなかった英語、理科については
かなり大きく傾斜して全て一緒に回りきり、
小テストも繰り返してきました。
他の教科についても怪しいところは
一通り回り終わりました。
しっかりとした裏付けのある自信から
生じてくるやる気、が、この学年の
1年間のテーマとなってきます。
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