中学1年生の指導日でした。
かなり英語科は教科書よりの指導をしてきて、
テストも反復して繰り返してきて、
得意めだけどやや不安が残る生徒さんや、
これまで最も英語を苦手としてきた生徒さんに
ようやく変化が見えてきました。
まずは小学3年生から通い続けている生徒さん。
ここ最近、引っ掛けという引っ掛けにほとんど
かからなくなり、問題集も丸が続きます。
以前ならば引っかかっていたところを、
軒並み引っかからなくなりました。
ボキャブラリーもかなり構築され、
「最近、なんか英語出来るようになった感覚ない?
ないとしたら、次のテストはきっと結果出るよ。
ずっと気になっていた点が解消されている。
ああ、ここは引っかかるかな?と心配しても
危なげなくそれを解いている。しかも自然に。
冬休み指導していて驚いたよ。」
という言葉を思わずかけてしまいました。
そして、新しく通い始めた生徒さん。
前の塾ではなかなか結果が出ずに転塾した
生徒さんでした。
「君はやりたい、やらなきゃと思う勉強をやったらいい。
出来るようになりたいものがあるんだろう?
実力テストとか定期テストごとにやりきれずに
モヤモヤしてきた気持ちがよく分かった。
隅から隅まで学校から渡された問題集を
きっちりやってみたらいい。良い選書であり、
君がそれを使いこなせていなかったことが
これからまた数ヶ月ここで学ぶ中で
よく分かってくると思うから。
まずは、目の前にあるものをしっかりと
綺麗にやり切ることから始めよう。
これは、俺から一定の指示は出すけど、
君がやり抜くべきことだよ。
足りなくなれば、うちから問題集をあげるから、
それまでは今ある問題集を綺麗に回ってみてほしい。」
今日は問題集のまとめテストでは92点を獲得。
拍手をしましたが、
「”いや、これが当然”って顔が出来るまで
あと数ヶ月頑張らないとね。まだまださ。」
という言葉も忘れません。
まだまだ出来るんじゃないか?と思って
最近はすっかり英語に没頭してしまって
他のことをする余裕がないので、他の足りないことは
指示を出しながら課題にしていますが、
まずは入塾の動機となった最優先課題を
綺麗に仕上げてしまうことが個人的には
重要なことになっていますし、
生徒さんにもその点が共有されているようです。
この子たちは、小テストからくっきりと
技を盗んでしまったことによって、
それが普段の学習にも生かされているでしょう。
このテストは、実力テストを見越して、
複数形や三単現のsに甘さの残る子たちのための
Unit4のテストになります。
このテストを受けるようになってから、文の構造が
掴めるようになって、普段の穴埋めや
並び替えで間違うことが全くないそうです。
文節と構造が見えることが
点数を取りに行く英語にとって大切です。
ほとんど教科書英語です。
しかし、教科書英語を正確に理解して英訳できる子どもも
全体でどれくらいいるでしょうか?
これを現時点で満点にできるならば、
New Horizonを使用している生徒さんは
比較的英語が得意な子たちだと思われます。
中1は本当に英語の基礎を作るには大切な時期であり、
これらの論点はそのまま中3まで引き継がれます。
今中1にお子さんがいらっしゃる方は、
ぜひ上の問題を解いてもらってみてください。
何が足りていないのか、少しは分かるかもしれません。
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