模擬試験2回目。
卍少女は国語・社会・英語の3教科で
40点以上をマークしました。
「あんまり自信ないんですけど・・」
と、いつも自信なさげなのですが、
それは夏休み後の入塾当初では考えられない成果でした。
「なんか知らないけど、いろんなことが分かります。」
もともと国語科は得意だったので、この点数は
普通に頷けるものだったのですが、
特に異常事態だと思ったのは英語科と社会科の伸びでした。
当初は10点台とかまであった教科でしたから。
英語科は、標準テキストの現在形・過去形・未来形・複数形を
徹底的に反復させました。未来形は比較的すぐできたので、
ほとんどすべて中1の範囲の学習内容でした。
初期、ほとんど壊滅的であったことが解決され、
時制感覚が鍛えられたことは一つの利点でした。
社会科は、与えてきたのは必修新演習夏季テキストだけで、
最近になってそれだけじゃあ周りとの差を感じるからと
まとめテキストを渡したくらいにすぎませんでした。
あとは学校のワークですね。テスト前に徹底して
反復をしたに過ぎませんでした。
妙に賢こぶらず、基本的なことを丁寧に
自分のものにし続けてきたからこそ、
ここにきてグンと伸びてきているんだろうと。
一方、ライバル関係にある男子生徒は
全テストが7割に留まり、昔は負けない成績だったのが
完全に敗北した形になり、火がついたようでした。
「上位の子に最低3教科は勝つ!
あの人たちにも苦手があるみたいだから、
絶対にできる!もちろん●●にも勝つ!」
「私だって絶対負けない!」
と二人で結託し、下克上を決意したようです。
少ない人数ながら、そういった意識の流動性が高く、
これからどんな伸び代を見せていくのか
本当に未知数な子たちだなと。
この時期は本当に色々ありまして、
そういう生徒たちの会話を”うんうん”と
余計なことを言わずただ微笑んで聞いている私も、
性格的にわりと強かなタイプなんだろうと
顧みるのでした。
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