意味を予想して読む。

高校生の英語科の指導です。

読んでいる英文の中に、donate, donationという

単語があり、その意味が分からない状態での

長文読解で、ソワソワしたようです。


しかし、よく長文を読んでいると、

このキーワードになる単語に関する説明は

いろんな形で示されており、お金に関する

単語であることは分かったようでした。

加えて、ボランティア関係での資金援助の

話だということまで理解が追いつき、

「もしかしたら寄付とか寄付金のことでは?」と

予想をして把握することができました。

これは、今までの彼にはなかったことで、

自力で読めるレベルの長文を丁寧に読んだ

成果でもありました。


この問題集の良いところは、

長文構造分析がとても丁寧に行われており、

長文読解を行った後も何度も読みながら

構造を掴んでいくトレーニングができることです。

ボキャブラリーも増えてきています。


現在は、学校で指導されている内容を

とにかく自主学習で全部学ぶための

方法を与えることが指導の中心にあり、

調べるツール、調べ方、まとめ方、

そう言った点に関する指導を、

英語・古典・世界史について

学習しているところです。

「先生である私からは全ては教える時間はないですが、

その教科を学んでいくときに大切な視点は話せます。」

ということで、徹底して自分で学ぶための基礎を、

学校で習っている教科書の独学の方法から

スタートしていっています。


学校は自力での和訳を生徒にさせず、

授業で全部訳を説明しているようですが、

とてもじゃないですがそれでは

入試を戦うための学力は育たないと

私は見切っています。


とても意欲的で関心します。

気持ちをつなげていきましょう。

kojinkai

佐賀市の小中一貫学習塾 紅人会|kojinkai 公式ブログ