小学生の調査能力。

「工業の学習をしていると思うが、

生産額トップの工業地帯・地域を知っている

人がクラスにどれくらいいるだろうね?

俺は知らないけど。」


これが先週の話。

そして、今週。


「先生!アンケート結果が出揃いましたよ!」

ー「へ?どういうこと?」

「だーかーら!工業地帯・地域のうちで

トップのところをどれくらい知ってるかのデータです!」

ー「ああ、そんな会話してたっけ・・・」


自分のクラスの全生徒に、女の子の生徒二人掛かりで

全員分アンケートをとってきたようなのでした。

この行動力にはビックリしてしまいました。。。


そんなに強く意識して地理を学んでいるわけでも

ないでしょうし、まさか自分もそこまで生徒が

調査してくるなんて思ってもいませんでしたから、

なんという物好きなんだろうか・・・と

笑ってしまいました。


データを見せてもらいましたが、

このデータを見ていてぼんやりながら、

一般の近隣の公立小学校の生徒の通塾率とか、

塾で理社を習っている率とかもおよそ分かりました。


大手の塾に在籍していてまさか今それを

知らない生徒はいませんから。

また、社会の授業がない塾では

そこまで自力で学びきれている子もそう多くはないと

思っています。地理は一定程度は教えないとなかなか

中学受験で使いこなせる程度にはたどり着きません。

社会は思いの外時間がかかる教科です。


アンケートの結果についてですが、

クラスの半数といったところです。うちの通塾生を除けば9名。

この9名のほとんどは間違いなく大手の通塾者でしょう。

一部は通信教材とか、親御さんが一緒に勉強なさっていたり

するんだろうな、と思いました。

自分は田舎の出なので、多いな、という印象でした。


そして、この9名はほとんどの確率で

公立トップクラスになるか、私立へ通うか、

附属か致遠館へ通うか、難関私立に通うか、

そのいずれかの道を歩むのでしょう。


個人的には、地理を深く知っている子たちは

大抵全教科指導を受けているガチ勢であり、

受験まっしぐらであると、将来設計も

比較的しっかりしているのだろうと

基本的には認識しているからです。


面白いデータを見せてもらいました。

kojinkai

佐賀市の小中一貫学習塾 紅人会|kojinkai 公式ブログ