中学2年生の模試が進んでいます。
彼らにとって数学は一番得意な教科の一つですが、
それでも偏差値は65に止まります。
総合では全員62〜63程度です。
「一番得意な教科の一つが65くらいでどうする?
今回一番苦手なやつ、50台だったよ。
そろそろ本気で身の振り方考えないと、
このままズルズルいくよ。
負けず嫌いはどうした?
このまま中途半端な成績のままでいるの?
次の1月の総合模試で君たちの努力を測る。
冬休み全力で試験範囲の学習に取り組むべきだ。」
公立生は全員西高、一貫校の生徒は理数科へと
進むという進路状況であり、そのためには
明らかに意識がまだ低く、喜びの次元が低いのです。
粘り強さが足りません。絶対できるようになろうという意識が
もっともっと必要です。
特に、この学年でもっとも足を引っ張っている英語。
毎日やらないから、いや、毎日やっていても、
このくらいでいいと思っている節がまだあります。
物理的に客観評価にさらすことによって、
現状の自分の不足に気づく機会を得ます。
数学はとりあえず確率以前の全範囲を終えているので、
しばらく授業をストップし、英語にかなりの時間を
割いて、テスト・総復習の機会を設けています。
特に、週2回単語テストを受けているグループは、
「教科書ってこんなに難しかったですっけ?
ある程度自学ノートでやって、分かっていたつもりだったのに
こんなにテストができないと思ってませんでした。」
と、改めて教科書のレベルの高さに気付き、
教科書本文の正確な理解に向けて動き始めました。
個人的には、このテストで90点に乗らない場合は
全て勉強不足とみなしています。
「なんでそんな初歩的なミスしてんの?やり直し!!!」
こんなことを言われて必死こいて週末に取り組むような
機会がこれからさらに増えてくるでしょう。
ずっと頑張ってきた子が西高へ行く、そんな
普通なことより、これからの将来設計を考えて行く上で
こんなにも基礎が出来ていないのに何ができる?と
もっと発破かけて行くことの方が重要であります。
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