ゆるやかなつながり。

私は基本的に、うちに通う子は
みんな性格が良く、よく挨拶もし、
どこに行っても恥ずかしくない
良い子がそろってると
本当に思っていますし、
それは勉強ができることと
同様かそれ以上に
価値があることだと思ってます。

だから、もっとお互いを知れば、
もっと交流してみれば、
シナジーが望めると思ってます。

こんなにいい人だったんだなって
気づくことがいっぱいあると
思うからです。
基本的に、そう思ってます。


今日は、こっそり別の作業しながら
生徒の様子を見てましたら、
ある子が別の子に初めて
話しかけてまして、
新しい交流を生もうと
していました。

ああ、こうできるから、
この子はこの数年でこんなに
伸びたんだな、と
納得しました。
興味関心が、地歴の授業の中で
完全に開花しましたからね。


みんな本当にいい子だらけなので、
もっともっと積極的にお互いに
話しかけていいのになと
思ってますが、なかなか
機会がないと躊躇って
しまうものですよね。


コロナもおさまり傾向なので、
今年はちょっと攻めた企画も
再開させてゆこうかなと。

もともと工場見学とかも
大好きですし、泊まりは
どうしようかと思ってますが、
貸切バスの日帰りなら?と
頭に色々浮かんできてます。


人は、一緒にいるだけでは
面白くないのです。
交流し、違いや共通点を知り、
自分にとっての異文化を経験するから
改めて自分を知ることになります。

交流を広げられないならば、
自分の輪郭を認識することは
難しいのですよね。


ベタベタに仲がいいというのは
論外ですが、ある程度ゆるやかに
適当に会話できる相手がいる
状態というのは結構心地よく、
そんな状態のクラス運営が
できるというのが理想です。


話は長くなりましたが、
今日勇気を持って
話しかけてる子を見て、
一皮剥けたなと思うと同時に、
よい展望を見ました。


何度も言います。
みんな本当にいい子です。
こんなにいい子に集まってもらって
私は本当に仕事しやすいのですが、
まだその環境を生かしうる余地が
残されています。


ゆるやかにつながり、
目標を語り合い、サボる気持ちを
お互いに牽制しあえるような
建設的な関係に昇華してゆきたい、
これは、コロナ禍を抜けた後に
私が思い描く展望です。

しかし、なんでもない日常の中で
関係を広げることも可能ですよね。

意外と話したことない子と
話すのは面白いことです。
色々試してみてほしいですね。
何でもないタイミングであっても。

kojinkai

佐賀市の小中一貫学習塾 紅人会|kojinkai 公式ブログ