6年生の国語科の指導を行なっています。
個別指導で時間は少ない子ですが、
重厚に国語科の指導を実施しており、
理科社会については学習の方法を提示して
独学をできるような学習の仕方を身につけてもらい、
算数科は私と親御さんのダブル指導によって
組み上げていくような計画を立てました。
今日、国語の指導を行いながら、
「君のこの解答は、問題集は正解というが
俺はもっと正解な答えを書ける。
例えばこの問題。君が書いたこの部分は
文章中で特別な言葉を使って表現されているけど、
これだと誰もが分かる表現になっていないね。
だから、この部分をもっと分かりやすく
言い換える記述に書き換えよう。」
ということになりました。
「こんな風に文章を自分の言葉に
変えていいのか?と迷うこともあるかもしれないけど、
言葉は君が組み立てるんだ。この人の気持ちは
誰もが分かるような言葉で言えば、こういうことだ、と
言い換えてあげるチカラをしばらく鍛えていこう。
国語って、これでいいんだって分かってからは
結構楽しくなるもんだよ。」
国語科では珍しく反復して同じ問題を
解いてもらうスタイルをとっており、
授業中一緒にやった思考を踏襲してもらって
国語的な技術を取り入れてもらうために
ゆっくりと温めた指導を行っています。
扱っている問題は簡単なものが多いですが、
単なる学習の到達点とか、方法をしっかり身につける意味での
目標設定はかなり高く設定しており、毎週
「ここまでやるのが学習だって言ってんだろう。
そこまでで終わる学習なんて意味ないって言ってるだろう。
ここまでやって学習だ!って感覚をしっかりと身につけて
このテキストを通してちゃんと自分の学習スタイルが
整っているなって思えるように努力しろよ。
先生なら一体どこまで望むだろう?って
いつも考えて取り組めよ。こんなの絶対俺が許さないって
思って提出してるなら君は勇者だぜ。
分かってないことは優しく教えるけど、
習慣づくりについては厳しくしつこくいうぞ。
これは勉強する以前の問題だからだ。」
なんて言われ続けて久しいですが、
ノートの使い方、問題集の使い方ともに
実はかなり整ってきており、今日だって、
「何その無駄な線。いらないから消せ。見にくい。」とか
「ここの式の書き方汚いだろ。こう書け。」とか、
細かいことも色々言われながら勉強してましたが、
まだ中学に上がるまで半年くらいありますから、
かなり整え終わって中学へ送り出せるでしょう。
それが私の願いでもあります。
人って指導者によっていかようにも変われますから、
それを絶対証明したいと思っており、
やはり中学に上がってからのこの子の学びを
より整った形にして、進路を選べるように
してあげたいという想いはかなり強くあるのです。
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