音読みと訓読み。

今、小学4年生と一緒に、文章題や漢字テストの

傍らで取り組み続けているテーマ学習です。


すでに3週間目に入りまして、一緒に分析をしながら、

「あ!これは分かる!ンが入るから音読み!

これは送り仮名がつくから訓読み!」

「ふふふ、じゃあこれは・・・?」

「それは簡単ですよ、小さいョがつくから

絶対に音読みです!」

「やるねーいい感じ!」

みたいな会話が成り立つようになりました。

5年でもテーマになる学習なので、今年はできたような

感じで終わらせずに、絶対完璧って言える次元まで

何度も指導することにしました。


もとより国語は結構得意ということもあり、

毎週「主語から始まる文の形で記述問題を解きなさい」とか、

「必ずこの言葉を文の中に入れて解きなさい」とか、

制限をかけて記述問題を解いてもらっているのですが、

そのことによって模範解答よりも精度の高い記述が

できるようになってきており、文の構造の組み換えの

技術が育ってきていることを感じます。


次第に、色々思案して何度も書き直した記述に対し、

私が再度模範的な解答を示しますと、

「この答えきれい・・・」という言葉も

出るようになりました。


論理的に美しい記述は、無駄がなく、

絶対にそれしかないと思わせる力があります。



国語の指導も2方面あり、難しい文章を読んで

問題のタイプになれていくような指導と、

簡単な文章を読んで、どういう理由で答えが

決まっていくのかという指導と、あると思います。


4年の部は基本的に後者寄りで、前者も1題

毎週組み込みながら指導を行っています。


なんだって、理由のない解答はありません。

あらゆる教科で、それが分かっていて考えられるということは

重要なことだと思っています。

kojinkai

佐賀市の小中一貫学習塾 紅人会|kojinkai 公式ブログ