中2の磁界の領域の学びが進みます。
今日は、右手の法則や
フレミング左手の法則を
一切使用しない磁界の
具体的な理解法について
学んでゆきました。
右ネジの法則を利用し、
ペン先をクルクル回しながら
導線周りの磁界を可視化してゆき、
具体的に磁界を理解するという
方法で毎年指導をしています。
右手の腹を広げてドヤったり、
左手で決めポーズをとることが
物理学の本質ではありません。
理解をする、というのは、
抽象化するということであり、
解く時の基本原則的な考え方を
理解を伴いながら
少ない方法にまとめるということです。
だから、右手だの左手だのと
覚えることをみだりに増やしてゆくことは
学習の本質から遠ざかる行為です。
便利な道具ではありますが、
何故便利なのかという理解を
伴わなければ意味のない知識です。
道具が便利たる所以は、
原則を理解して使いこなす場面に
ほとんど限られてきますから。
今日はたった15分ほどの
解説でしたが、かなり生徒たちも
満足していたようです。
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