中学2年生は一次関数の発展問題。
最終問題を次々と解いて回っています。
そこにちょうどよく関数の移動に関する
問題が入っていましたので、それを解き終わった
生徒たちに向けて解説を実施しました。
y=2x+3について、
(1)x軸方向に-3平行移動。
(2)y軸方向に+2平行移動。
(3)y軸について対称移動。
(4)x軸について対称移動。
(5)原点について対称移動。
という5項目です。
ゴリ押しでもしっかり解いていたのをみて、
ああ、ちゃんと無理やり解けてるね・・・と
安心して応用的な指導を実施しました。
(1)について。
y=2(x-(-3))+3より、
y=2x+6
(2)について。
y-2=2x+3より、
y=2x+5
(3)について。
y=2(-x)+3より、
y=-2x+3
(4)について。
-y=2x+3より、
y=-2x-3
(5)について。
-y=2(-x)+3より、
y=2x-3
高校生になって理系に進みたいなら
当然使える関数の技巧であってほしいと思います。
どんな関数にも援用可能な考え方なので。
関数を見せながら1問1問納得させつつ、
その問題を解説してゆきました。
「え、超すごい・・・ていうか楽・・・。」
まあ、一回ちゃんと解いているからこそ、
解法自体の理屈とか便利さが
分かるというものです。
実際は、中学1年生の時の座標の動きを
しっかり理解しているということが要件ですが、
この学年はがっつり理系の子が多いので、
センスとしては申し分ない実力があり、
色々な技術的な指導ができます。
少しずつの紹介ですが、着実に理系的な
感覚の素養が育ってきていると思います。
ぜひこのまま理系ロードを突っ走ってください。
うちの塾にしては珍しくがっつり理系ばかりで、
しかも男の子ばかりの学年でもあり、
前回の模試も数学で平均点が9割を超えた
初めての学年ということもあって、
かなり期待もしているんですよ。
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