6年生はますます意識が高いです。
何よりダイレクトに私に質問してくるタイミングが
とても早いのです。
「こんにちは!先生!この問題の
解き方が分からなかったので、時間がある時教えてください!」
そう、来て早々。もうそこ以外に分からないところはなく、
早くそこを理解し倒してしまいたいという意識の
強さが感じられます。
まず自分でできるところまでやるということ、
一旦質問したいと申し出ても、もう一回は自分で
チャレンジしてみようと私が答えられる時間まで
取り組もうとすること、もう完璧な態度です。
宿題は週末までの課題はほぼ全て完遂しており、
覚えられていなかったところや、
怪しいところの解き直しを今日は
行っていたようでした。
火曜日は6年生は自習日なのですが、
5年生たちが休み時間に6年生の元にやって来て
どんなことをしているのかをまじまじ見ています。
今日6年生たちは同音異義語や同訓異字の膨大な
課題群を潰しにかかっていました。
課題は一度周回されており、当然のように
覚えたいものにチェックが入り、これはテスト対策のための
最終の仕上げの作業でした。
5年生の子たちに言いました。
「どうだい、受験生っぽいでしょ?笑」
「うん。」
あれ、意外と素直だなと思いました。
なんか憧れみたいな気持ちもあるのでしょうね。
今日小テストで書けなかった漢字を平然と
6年生が”こうでしょ?”と正答してみせたというのも
一つ理由になっているのだと思いました。
「さっすが●●さん!」
6年生を褒めると、5年生にとっては
ややジェラシーを感じるようで笑、
なんかいい先輩たちだな、と思います。
この子たちの本格的な戦いは、
夏休み前に”附属中対策模試”なる模試を受けて、
全員算数が10点未満でボッコボコにやられた時から
始まったように思いました。
しかし、完全にそこでスイッチが入ったことは
言うまでもないことなのでした。
今思えば、あそこのタイミングで一回打ちのめされて
挫折を経験しておいてよかったとすら思っています。
宿題を全てやってこないとか、試験対策がおろそかであるとか、
色々変わらなきゃいけない部分がたくさんあった中で
思い切り打ちのめされたことで、全くそこからの学習は
変わってしまいましたからね。
それから夏休みを経て、それはそれは膨大な課題群を
こなしながら毎日何時間も塾にこもって学習をし続け、
なんとも頼もしい学習者に育ったな、と。
あとは、5年生に負け越している地理ね。
これをちゃんと完璧にしていきましょう。
まあ、地理に関しては今の小学5年生は
中学生ですら遥かに凌駕する知識を持っていますので、
これを超えるのは至難のワザだと思いますが、
5年生の地理の授業に参加できそうならば
積極的に参加してみてください。
君たちも彼ら彼女ら同様に思考する地理の
面白さを実感できる機会になるでしょう。
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