方程式の立式が上手くいかない場合、
中1の”数量を表す式”を丁寧にやり直してみましょう。
分速60mでx分進んだ距離は(60x)mですし、
1200mをx分で進んだ時の速さは(1200/x)m/分です。
この辺りは一見簡単ですが、単位をつけて、
それが何であるのかを丁寧に捉えるようにしないと
複雑な方程式の立式をする際につまずきが見られます。
数量を扱う上で単位の扱いは見逃せません。
文章の形から機械的にこういう式であろうという
パターン化によって解いてしまう場合は、
しっかり具体的に数量が表す式の組み合わせで
方程式が成り立っていると考えられるまで
基本を作り込んでいくと上手くいくでしょう。
発展的な内容にまで突き抜ける時には、
意外とこういう基本的な事柄の抜けが壁に
なってしまうこともあります。
数学は綺麗な体系になっていますので
戻るべき場所も分かりやすいですから、
時間がある今のうちに綺麗に仕上げておくと
さらに上を目指す時の肥やしとなるでしょう。
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