中学2年生の幾何の領域は授業終了。
場合の数や確率は学校の授業にしばらく任せ、
これから2ヶ月は連立方程式と一次関数、
図形の応用問題演習に
ほとんどの時間を割いていくことになります。
数学が好きなこの学年の子たちは、
中学生が比較的”覚えていない”と言う
平行四辺形の成立条件とか、他の特殊な
四角形の証明とかも平気でやってゆきます。
覚えにくいと思うのは、分類しないからだ!と、
辺の関係、角の関係、対角線の関係と定理を分類し、
理解に落とし込みました。
証明そのものの本質的な方法を内面化し、
ノート1ページを丸々要するような証明でも
徹底的に記述しぬく能力を持ち始めました。
あとはもう、量をこなしてゆくだけです。
この学年の子たちとは本格的に数学で遊べそうで、
この2ヶ月を徹底的に鍛え上げることによって、
雑誌などを使ったかなり発展的な数学へと
歩を進めても耐えうるかもしれないと期待がかかります。
今でも日に2ページ学習をし、1ヶ月で50ページ、
2ヶ月で100ページ、3ヶ月で150ページと、
虎視眈々と演習を継続している最中です。
「君たちの数学の点数が振るわなくなったら、
俺は親御さんに顔向けできないし、こんな指導は
できなくなる。単純に学校の成績を上げるような
数学だけに徹するのもいいけれど、
それは自分でできると思うだろう?
君たちだって楽しい数学をしたいだろうから、
だからこそ、常に上を目指し、完璧な基礎積みの元に
圧倒的である自分を日々作って欲しい。」
メッセージはそれだけです。
楽しんでゆきましょう、せっかく積み上げてきている
君たちの財産は、それ以降を楽しむためのものなのです。
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