公立一般選抜まであと150日ほど。
5ヶ月といえばやや長く感じますが、
21週間というと短くも聞こえます。
「目標を達成するときは、月でも日でもなく
週で計画を立てるべし」というのは、
大学の時の師の言葉です。
私自身、今でもそうやって計画を立てます。
生徒たちにも、同じ言葉を伝えます。
着々と時間は進んでゆきますが、
それに対して焦りを覚えて、
暴走せずにちゃんと一歩一歩を
踏みしめることです。
ちゃんと分かったことの一つ一つは
本試験において血となり肉となります。
まだこんなのも分かってない、ではなく、
こんなのこそを大切にしないといけない、と。
模試の各問題の正答率なんかを見ていても、
当然できておくべき問題が解けている子は、
一見間違いが多いように見えても
蓋を開ければそんなに結果が悪くないのです。
だから、今自分は焦って飛躍しすぎて
自分を見失ってはいないか。
時間をもう一日かけてもいいから、
もう一度、もう一日復習してみよう、という
踏ん張りが出来るのかどうか。
普通間違わないような基本的な事柄を
間違わないようにする、というのは、
公立入試を突破していく時の定跡です。
そしてこの思考は、実際はあらゆる点で自分の
実力をつけていく時の出発点となるでしょう。
これから先、勉強以外の面でも、できるように
ならなければならないことは沢山あります。
そういうものと出会った時にどう対峙し、
どうトレーニングをしていけば自分のものに
していくことができるのか。
そういう方法を今学んでいると思って
取り組んでほしいと思います。
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