読譜について|ピアノ練習2ヶ月目

「ドレミ変換が脳内で行われた時点で、

それは読譜とは言えない。

その読み方では絶対に速い曲に対応できないし、

結果的に音符を覚えて弾くことになって

ピアノ鬱に陥ってしまう。

上級者はその音符を流れとか差異とかで

感覚的に掴みながら読んでいる。

それが指と連動した時、初めて

読譜できたと言える。」


みたいな文を電車の中で読みました。

いつも先生から言われている言葉です。


”ドレミ変換しないで弾く”というのは

私がピアノをスタートした当初からの目標でもあり、

最初のポイントから2度ずれてるなあとか、

ここはこのくらいずれてるかな?とか、

もっと感覚的に流れるように捉えないと

いけないんだよな・・・と、

今でもまずは指がどのくらいずれるかな、と

イメージを作りながら演奏前の意識を

整える作業を行います。


なまじ小学音楽や中学音楽で

音階をかじってしまっているものですから、

どうしてもまずはドレミ変換から入ってしまう

思考の癖がなかなか抜けないのですよね。

楽譜に全部ドレミを書かされてきましたし。

ちなみに楽譜を読んだことはないですよ。

ドレミを一回書いたらそれしか見ませんよ、当然。

その程度で弾ける曲しかないのですから。

だから、リコーダーのように音域が全指を

その場から動かさずにまかなえてしまうような

楽器は得意だったのです。

ドレミ通りに弾けば絶対弾けるので。


だから、こんな簡単な曲でさえ、先生が思うほど

自分は読めてはいないです。

自分は本を読むのも計算するのも人よりは速く、

多分そういう能力で誤魔化しているだけです。

それに脳の大部分を使うから、指も体も堅いのです。

およそ原因はそういうところにあるのでしょう。

まずは癖を改めないといけないように

思っているのです。


ともあれ、今弾いてる曲は脳内変換がある程度

追いついてしまう曲ばかりで、譜読みが上達

している実感が湧いていないのは事実です。


だから、次回の3の教本から

結構読まなきゃやってらんない曲が増えていて、

自分の課題感とぴったりきているなぁと楽しみでいます。


同時に、そろそろ初級楽曲を独自に購入して

初見演奏にもたっぷりチャレンジしながら

譜読みの実力を高めていこうと気合い入ってます。


先生には、弾き方の面で深さを教えてもらってます。

しかし、自分はもっと上手くなりたいですし、

指の動きしかり、譜読みしかり、たった月4回の

レッスンだけでそれをマスターできるとは

絶対に思えないですし、そもそも将来自分の子どもと

演奏したいという夢もありますから、

待っているスタンスで練習するわけにはいかないのです。

ただでさえ遅いスタートだったのですから。

できるなら、レッスンの時間をペースメーカーにしつつ、

自分で考えた練習もいっぱいしたいのです。


だから、初見演奏をしばらくキーワードに、

簡単な曲の譜読みをトレーニングしながら

やっていこうと思っています。

今多分自分に必要な練習はそれなんです。



kojinkai

佐賀市の小中一貫学習塾 紅人会|kojinkai 公式ブログ