10-20@小6

この子たちが遅くまで学習したい理由は、

仲のいい友だちと一緒に勉強し続けたいという

それだけの理由なのかもしれないと思います。


宿題量は多いので、家に帰っても一人でやれますし、

もはや私のドS具合には気づいていますから、

忘れてくるということは間違ってもないのですが、

あまりにもこの子たちは仲が良く、

良いライバルに恵まれたな、と思います。



「先生って私たちを何だと思っているんですか?

人を、何だと思っているんですか?」


とか今日は質問されました。笑

算数では徹底的に計算と割合や単位量の演習をさせられ、

国語では徹底的に文節関係と同音異義語や同訓異字の

演習をさせられ、

本当1日の学習量としてはアホじゃない?ってくらい

私は課題を出しているので、この子たちも

自然とそういう質問をしてきたのですよね。


ー「君らは賢いのに持て余しているから

なんかいじめたくなるんだよね。

もっともっと余裕がなくなるほど勉強に追われてほしい。

夏休みって四六時中いじめられるから、

俺は楽しいと思ってるよ。」


「(先生め・・・ドSめ・・・)」


共通認識としてそう思っているようで、

まあ私にとっては良き愛弟子のような存在です。


軽く10時から20時とか言ってますが、

この子たちは本当に思考の面では疲れ知らずで、

何時間勉強しててもペースを崩さないですし、

ライフワークとして思考をするということを

楽しんでいるように見受けられます。

多分追加でもう何時間も勉強できます。

自身がもっと必要だと思えば、その時に

更にエネルギーを爆発させて学習できる、

そんな素質を持っているでしょう。


5年生は、確かに6年生よりも点数としては取れますが、

この子たちの強さは、圧倒的な集中持続時間と興味です。

そう、興味ですね。あと、素直さ。

変に擦れておらず、”これ楽しそう!”とすぐに

飛びついて自分のものにしてしまおうとする、

学習者としては鑑のような性質を持っています。



何を教えていても、その雰囲気から、

”先生、これ楽しい!面白い!”とか、

”ほら、完璧でしょ!?見て?!”ってのが伝わってきて、

もともとサボりたいとか、あんまやりたくないとか、

そんな時があったということも事実ですが、

こうも6年生になったら変わるものなんだな、と。


普段おちゃらけてますが、実はしっかりしていて、

本当に大変な場面では絶対頼りになる芯のある子たち。

夏休みももうすぐ2週間目が終わろうとしてますが、

いい面ばかり見られ、私も楽しく同じ時間を

過ごさせてもらっています。

kojinkai

佐賀市の小中一貫学習塾 紅人会|kojinkai 公式ブログ