夏休みは、中1は国語の読解指導も丁寧に。
ー「この量は8分で。」
結果的に15分かかってしまい、
生徒は苦笑いしていましたが、おそらくは
理由が絞りきれずに迷いが出てしまったことが
起因していると思われます。
だから、解答について、なぜそのような
解答になるのかということを1から10まで
徹底的に理論づけて説明を実施します。
ー「この問題を解くときに、最初に何を考えた?」
yはxに比例し・・・から、y=axやy/x=aが
すぐに浮かんでくるのと同じように、
国語においても問題を読んだ時点でまず
考えなければならないものというのは
共通しています。
ー「時間をかけて全問正答は素晴らしいが、
まだ理屈が足りない。解き慣れてもいない。
迷いがあるから、時間もかかる。
更に言えば、君が15分かかった問題を、
先生は3分で満点にできる。なぜだと思う?
この文章について、かなり正確に、
何がどこに書いてあるか、筆者が何を言いたいか、
文の特徴を掴みながら理解できるからだ。
説明のために必要な要素も。
先生の目の一部分でも自分のものにできれば、
もっと公式的に、技術的に国語を捉えて
もっと速く正確に国語を解くことが
できるようになるだろう。
いいかい、やり直す時は、なぜこの答えが
正答となるのか、人に説明できるレベルで
詰めていくんだ。その時のキーになるのは、
だいたい易しい問題では、
接続後と指示語、そして助詞なんだ。
この夏の授業を機に、人に教えられるレベルで
文章を、問題を分析できるようになって、
定期テストや実力テストでさえも
やり直しの精度が上がってゆくような時間を
一緒に経験してゆこう。」
問題はある程度易しいのですが、
私が要求するレベルはかなりハードです。
基本的なことを、より高い次元で理解すること。
これは、何にでも通ずる上達のための布石なのです。
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