夏期講座へ@中3

中3への指導を最後に、

1学期の通常授業を締めくくりました。


なんだかすごく集中していて

止め難い雰囲気です。

改めて、中学最後の夏を

噛み締めているように思います。


今日はまさに、夏期講習0日目として

よき時間を過ごせたように思いました。



要領はそんなによくない子達で、

色々考えるのにまだ時間がかかり、

思考が洗練されていません。

解くのも考えるのも、まだ遅い。

私のイメージするスピードはもっと速く、

出来たことで満足する次元でいることは

容易に見て取れます。


よって、似たようなことを何度も何度も

反復する中で思考を洗練させるのが、

この夏の最大の目標となるでしょう。



「遅い・エラーがある・自由じゃない」


こんな状態で難問を解きにいっても

学習が苦痛で仕方ないでしょう。

だから、まずは時間をかけて私と

一緒に居られる時間について、

何か新しいことを取り組むのではなく、

むしろこれまでやって来たことをより

簡単に考えられるようになることです。

私は何度でも君たちが時間のかかる内容、

思考の及んでいない内容について、

何度だって説明をし、魅せ続けます。


少なくとも私を超えさせたいから、

まずは私と同じレベルで思考できるように、

自分の方法に固執せず、私と同化できるくらいに

脳みそを鍛えていってみましょう。



今年の夏の授業は、

地理・国語・数学・英語の順で

優先順位をつけて授業をしていきます。


地理を全く分かってないのです。

点数が取れるだけ。キーワードに反応してるだけ。

中学生は毎年地理を本質的に分かってなくて、

本当いうと小学5年生の授業を

中学生全員に見せたいくらいです。

小学生の方が、中学生より地理を本質的に

理解しているのです。



優先順位は、学習の優先順位ではありません。

最も重視しているのは、いつも国語で、

次に数学英語が同レベルで重要です。

私にとって地理の授業は、他の教科を学ぶ際の

きっかけを与えるにすぎず、いかに定義や理由が

大切であるかということ、いかに具体的に知ることが

大切であるかということを知り、他に活かすということの

延長線の中にあるだけです。

心に残る、考え方を磨く、生涯残る授業を、

この夏にしてあげたいと考えています。

高校から始まる世界史にも繋がって来て、

学びをより深められることでしょう。



夏が始まりますね。

中3生の心に、脳に、思考・視点を

どれだけ残してあげられるだろうか。

私にとっても、また新しい挑戦の1ヶ月が

幕を開けます。

kojinkai

佐賀市の小中一貫学習塾 紅人会|kojinkai 公式ブログ