受験教材へ移行@小6算数

標準教材が一通りカリキュラムを終えたので、

6年生は受験教材へと移行しています。


今年は、初年度使用していた

『中学入試の攻略 算数』を使用しています。

分厚い教材ですが、半年かけて2〜3周するには

ちょうどいい分量かな、と思っています。

難易度的にも、中堅クラスの学校の試験で

満点を狙いに行くならば丁度いいです。


今年は珍しく毎年中学受験生を輩出してきた学校への

受験者が0で、別の学校を目指すということで、

そういう意味で今年も特別な感覚でいます。


算数をやっていて、本当に楽しそうだなと

姿勢や表情を見て感じられ、毎回の授業に

とても意義を感じながら受験指導を行います。


ああ、以前より丁寧に考えている。

以前より工夫して、いろんな解法を試して

可能性を広げようとしている。

以前よりちゃんと単位を書いて、正確に

式の意味を確認しようとしている。


意識が高まっているということは、

小さな小さなことですが、しっかりと

指導者の目には捉えられるものです。


ー「この問題ね、普通に考えたらこうやって

簡単に解いてしまうし、君たちくらいならば

それでいいということも分かるはずだ。

しかし、解けるだけじゃ

色々な振り回しに弱くなるから、今回は

多少めんどくさくても、この方法でやってみて、

正確に立式をするトレーニングをしてほしい。

あってればいいって思うならば、ここに通わなくても

いいよね。俺じゃない指導者でもいいんだ。

俺が、意味があると言う操作を、間違いなく

トレーニングすることによって、俺から習うという

意義が成立するということをしっかり捉えて欲しい。」


無視せず我流にならない子は、必ず伸びます。

いつも叱るのは、下手くそなのに人の話を聞かず、

我流でなんでも解決しようとする頑固者です。


センス任せな乱暴な思考をする子は、

後々伸び悩むのは目に見えています。

小学生からそういう癖をつけてしまわないように、

学校の授業でも、先生が意図した方法を理解して

試してやってみることが素直にできるということ、

とてもそれは大切なことだと思うのです。

kojinkai

佐賀市の小中一貫学習塾 紅人会|kojinkai 公式ブログ