中3の子たちが偏差値70に乗り始めてからというもの、
中1や中2が落ち着かず、
「このままではいけない、もっと上を目指さないと。」と
目の色が変わってきたように見受けられます。
しかし、彼らの尊敬や羨望の眼差しを集める
中3の子たちの学習に対して、私はまだ
不満を抱えているのには変わりません。
本質的に理解して解いているかどうか、
いつもその点を注意深く見つめています。
要領の良さによって点を取ることと、
本質的に理解して点を取ることは異なります。
感覚的に解くことと、理論的に根拠を持って
解くことは異なります。
あとは、解答スピードや解法の洗練のされ方についても。
問題の解き方のひとつひとつの所作についても。
ありとあらゆる面でまだツッコミを入れる
余地があると思って指導をしています。
たまたま結果が良かったからと言って、彼女らへの
評価を変えるまでにはまだ至っていないのです。
しかし、後輩たちの意欲が上昇したのは良いことでした。
夏休みを経て、全教科90点を超えるように頑張りたい、と
生徒たちは話しています。
満点と言い切れない弱さがまだあるなと思いながらも、
まあとりあえず頑張りを見てみたいな、という
気持ちに駆られています。
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