y=axをx軸方向にsだけ平行移動した場合、
そのグラフを示す式はy=a(x-s)になる。
また、y軸方向にtだけ平行移動した場合、
そのグラフを示す式はy-t=axになる。
よって、y=axを原点を中心にx軸方向にs、
y軸方向にt平行移動した場合、
y-t=a(x-s)の式を導くことができる。
これは即ち、傾きがaであり、(s,t)を通る
直線の式を考える場合、その式は
y-t=a(x-s)で求めることができることと
同じ意味である。
今日はそのことを具体例をたくさん出しながら、
生徒に知識として運用できるように
準備を施した日でした。
これは、対称移動にも使う考え方であり、
次回は対称移動を改めて指導しますが、
それを中2の子に納得してもらうためには
それなりの理解力を必要とします。
それゆえに、この内容はしばらく
封印をしてきた指導方法の一つでした。
久々に関数の指導において結構自由に
指導できる学年が現れて、自身はかなり
指導に力が入っております。
今は多分まだ70%くらい。
運用する過程でミスが出るくらいの完成度です。
また次回も類題を演習しましょう。
関数に対して、もっともっと自由で
あってほしいです。
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