ー「突然教科書開いてるけど、
今君は何のために教科書を開こうと思った?」
ほとんど知識がない状態では、
教科書の熟読は必至で、ある程度インプット
できたな、と思った時点で問題を解いてみて、
知識の定着具合をチェックするというのが
自然な学習の流れです。
しかし、すでに中3ともなると
すでに何度も復習をしてきた機会があり、
ある程度ストーリーは頭に入っています。
知っている言葉も頭にたくさんあるでしょう。
それらが整理されていないだけなのです。
この時期にやるのは、理由もなく
覚えるだけで終わってしまっていたものについて、
より本質的な内容に迫ろうとする検索型、
サーフィン型の学習です。
教科書や参考書や資料集、ひいてはiPadを使った
ネット上での検索も含め、深く知って
納得してゆくことが必要です。
「そういうことだったんだ!」
という機会にいっぱい出会う時期です。
参考書は塾に膨大にあります。
調べた内容を問題集のまとめページに
書き足してみたり、問題のヒントとして
書き込んでみたり、そういうことを
しっかり行っていきましょう。
しかし・・・全然頭に入ってないなら、
(例えば実力テストで20点台とかならば)
まずは確認問題を満点にできるまで
暗記しなさい。
その上で、教科書を読んでみてください。
何度も何度も意味がわかるまで、
読んでみてください。
10回くらい読んでもいいです。
初学者レベルから、中堅レベル、上級レベルまで
学習の方法は様々です。
問題の解答レベルによって、学習方法は
使い分けながら取り組んでみましょう。
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