文節と単語@中3国語

国文法の各論指導がスタートしました。

塾で、この時期に、国文法指導のやり直しなど

ほとんどどこでもやってないかもしれませんが、

私はそのことにとても意味を感じています。


細かいことを丁寧に考えるとか、

共通したルールを他に転用して考えるとか、

そういう頭の使い方をできるようになると

思っているのですね。



「品詞を正確に捉えられない以上、

論理的な読解はできていないと思う。

君たちの読解は感覚的で、理屈が足りないから、

だから記述式問題にムラがある。

もっと記述っていうのは論理的なんだよ。

それを夏休みを通して教える。」



最終的には10月くらいから

Aクラス問題集中学国文法を使いたいと

思っていまして、文の連接関係を

しっかり捉える練習をしたいんですね。

これがかなり難易度が高いものですから、

しっかり基礎づくりから行っている最中です。



しかし、やはり品詞は壊滅です。

特に、形容詞、形容動詞、連体詞、副詞の付近は

もうほとんど理解していないでしょう。

助詞や助動詞への理解も散漫としています。

英語で、副詞的用法とか、副詞節とか、副詞句とか

言っても、絶対正確にピンとはきていなかったでしょう。

副詞のことを助動詞とか言われてしまい、

がーん・・・・と。笑

まあ確かに動詞にかかってはいるけれども、

それは助動詞ではないのです。



今後、国語については記述指導の中で

品詞名を上げながら説明をしていくつもりですが、

少なくとも正確にそれを分かって、記述指導が

より明快に分かる状態を作りたいので、

今の指導は必要な指導です。


まだまだ時間はかかりそうですが、

裏からこちょこちょっと指導して、

成績がバーンと跳ね上がるように

仕掛けてゆきたいと考えています。

kojinkai

佐賀市の小中一貫学習塾 紅人会|kojinkai 公式ブログ