親御さんから、
「帰宅後に授業内容が自分だけ分からない、と
泣いていました。大丈夫でしょうか?」
というお電話をいただきました。
自分が子どもの頃を振り返っても、
よく泣いてたなぁと思い返します。
学校のテストですら、一瞬でも分からなければ
100点が98点になってしまうと
悔しくて涙が溢れてきましたし、塾のテストや
授業内容でもよくホロリと涙を流しました。
絶対に自分にはできるはずなのに、
できないことが悔しくてね。
誰ができているとかできていないとか、
もはやそういうことはどうでもいいのです。
今、目下、自分ができていないということ、
そのことだけが自分の中での問題でした。
翌授業ではあっさり、コロリとなぜか
できるようになっていて、不思議なものです。
寝ている間に脳が再構成されたのでしょうか?
関心を持ち続けていると、脳が不思議な
動きをするものだと思います。
泣くほど悔しいっていうのは、
これまでも珍しくないケースでした。
昨年の6年生も、女の子二人は時折
涙を流していましたということを伺っており、
そんな負けず嫌いだからこそ、
底力が違っているのだろうと思います。
一人は中学講座まで残っていますが、
順位が入学時から30位も40位も上がっており、
聞けば自宅学習をしすぎて親御さんが
心配なさる程だということでした。
まあでもこの子は自分が楽しいとか
必要なことだと思って
やっているのだと思っていますが。
泣くっていうのは、ストレスを解消する面でも
良いとされていますし、それだけ目の前のことを
自分ごととして考えられている証左です。
良い傾向だと私は思っています。
しかし、小学生の女の子っていうのは涙を隠しますね。
説明をしたり横についたりしている時には絶対に
涙など見せませんが、ふと家に帰ると溢れるものが
あるのかもしれませんね。
そんな気持ちを発散させてあげられる
家庭環境があるということをまずは誇りに
思われることです。
そして、笑顔でまた塾に赴く頼もしい姿と、
私のサポートを信じて通われてください^^
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