今日の国語の授業は、ペースアップして
頑張ってきたご褒美として、全時間を
パズルに費やして良いことにしました。
12分で解くところを7分に設定したり。
冷や汗かきながら「間に合わない!」と
焦りながら解答を精査する姿もあり、
頑張ってやってるなぁと微笑みながら
なんとか捻出した30分でした。
みんなで頑張った時間でしたね。
「もうできない!嫌だ〜」
すぐ投げてしまいそうな子もいます。
ー「このパズルはね、できるできないじゃない、
できるまで粘る力を育てるためのものだよ。
今、なぜそれを閉じたの?あと4分もある。
最後の瞬間まで粘ってやり遂げる、
そういう力を育てたいんだよ。
ほら、もっかい開いて。見ててあげるから
最後の1秒までやろう。
考え続ける体力をつけよう。」
で、やり遂げる。ゴールまで行く。
「やった!!!!!意外とできてたんだ!」
この言葉を聞くと、ホッとします。
あらゆる面で次に繋がると思っています。
できないときに、どういう気持ちで
どういう風にアプローチをしていくのか。
やり遂げた時はどんな気持ちになるのか。
コツを掴むというのはどういう感覚なのか。
まだまだ、単発の計算とか、すぐ答えが出るものに
なれ親しみ、すぐに結果を求めがちな子には
ずっとやっていると悶々とするものかもしれませんが、
長い期間をかけて継続的に取り組むという姿勢を
育ててゆく面ではかなり効果を発揮していると
生徒の姿勢を見ていてよく思います。
「家でもちょっと進めよう!」
こんな子もいます。3回パズルの時間があるごとに
1回くらいは家で取り組んでいるようです。
それだけでも、いいね、と思います。
日々、塾に対して意識が繋がっている証ですから。
来てその時間を過ごすだけのことしか考えていなければ、
塾なんていうのはあまり意味をなさない場所です。
家で過ごす時間に影響を与えてこそ意味があります。
次の時間に繋がる何かを家でやってこそ意味があります。
そのきっかけの一つになればいいなと思っています。
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