生活リズム・学習リズムを整えていくためには、
学習量が定量的であるという状態を継続してみることです。
いつもこの量で、ここをやる。
いちいち宿題指示を出さずとも、
次に何をすべきかが分かっている状態。
これは、子どもの何をすべきか感を
実に安定させるものです。
例えば、うちの数学の授業においては、
授業中に例題を3つ。
課題は後追い型で設定した復習2題と、
習ったばかりの課題3〜4題。
実に子どもたちに分かりやすく、
無理なく、やってもらうことを念頭に置いています。
授業は、課題の不明点確認、解き直しから始まり、
また例題を3題解説します。
時間にして30分くらいです。
こうしていくことで、日々の授業が
常に日常と繋がっている感覚になります。
授業計画よりも課題計画の方が中学生においては
重点を置いていくことが多いのですが、
そうする目的はまさに、自分が何をすべきかについて
自覚的になってもらうということです。
継続しているというのは、自覚的であるということです。
毎日取り組んでも、昨日と今日が、今日と明日が
繋がっているような計画性を持ってしなければ、
それは継続などではないのです。
本当に力となる継続をしたいものですね。
量ではなく、自覚なのです。
量は、必要とあればやはり自覚的に取り組めば良いのです。
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