怒ると心が痛いのだよ。

小6の子の小テストの出来にキレる。

12点中2点とは。絶句。

まったく対策をやってなかったようだ。


「その結果見てもなんとも思わないの?

というか、そんなのも覚えらんないの?

頭悪いんだね。そんなんじゃあ何回授業しても

受けに来てる意味まったくないよ。

頭悪い人には何話しても一緒。

期待してたけど、バカだと思って接するようにしようか。

そう俺が思っていいのなら、今のままでいろ。」


言いながら、自分に言葉がグサグサ刺さる。

うわーこの言葉言いたくない・・・って^^;

なんて言葉選んでんだって思ったけど、

この子たちは精神的に強いし負けず嫌いだから、

多分言われたらすごく嫌だと思うことを言うことで

響くことを信じて、あるいは私と生徒の

信頼関係を信じて、強く出る。


小6はできる子達だと思うが、どうもなんか

のんびりしていて、いつか強く挑発しないとと

思っていたけど、まさか今日とはね・・・。


勘違いしないで欲しいのは、私は生徒を大切に思っており、

良好な関係、向上できる関係でいたいと

常々思っているということ。


しかしそのあとは面白かった。

すごい集中力で授業聞いてるから、

なんかからかいたくなって、

ちょいちょい親父ギャグ挟んでいじる。

生徒は笑っていいのか迷ってこらえている。

ついに堰を切ったように笑い出す。笑


まあこうやって突き放して近づいて、

そんな繰り返しなのでしょう。


「ペナルティを受ける。」


授業後に生徒はそう言いました。


「ペナルティ?ないよ。

一回で成功させるつもりのない人に

ペナルティ課しても意味ないじゃん。

ただし、この範囲を含めた総合試験が

今月末に実施される。

二度目がないのは本試験でも一緒だよ。

次は一度目で満足いく結果を出せ。」


また突き放す。


で、笑顔で「サヨナラ!」のあいさつ。

この子たちとはいい関係が築けているのだろう。

kojinkai

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