単に和訳をする、
これだけでも、英語の力を
測ることが出来ます。
世界的に見ても、
日本語と韓国語などの言語以外は
SVスタートの文型であり、
それだけでもスタートラインで
違和感を覚えるわけですが、
英語に関しては基本的に、
主語を訳したら後ろの
英文節から訳せば綺麗な
直訳を訳出することができます。
(頻度の副詞などは特殊ですが)
基本的にそのような
精密機械のような訳ができる子は
日本語を英語に戻すのも
上手いのです。
文型の感覚が整っているからです。
幼い時から英語を話しているとか、
そういう条件下にない限りは、
正確で規則的な英文和訳から
入った方がいいです。
絶対日本英語をやるために
役に立つものだと思っています。
英語を話すのとはまた別ですが、
話すときにも文法が理解されていた方が
習得が早いというのはよく
知られているところです。
まるごと覚えてしまうのではなく、
文節を理解し、文型を理解し、
文法を学ぶという、細分化、
3段階のプロセスをしっかり
踏んで正しく和訳ができること、
これがスタートラインかと。
だから、うちが今何を
教えているかと言えば、
和訳の厳密な指導を通した
英作文の方法です。
正確な和訳に届かない子は、
訳を見ていれば分かります。
学校で習った受け売りな和訳が
見られたら、必死でついていってるけど
迷子なんだな、と思うのです。
頑張り屋な子ほどなんとかして
正しい努力に導きたいという想いです。
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