痛いほど伝わる、”夏休み”への想い。
小6〜中学生全学年において、
この時間の使い方についてよく質問もされます。
今回は、苦手分野についての話です。
苦手分野の克服は、夏休みの時間の悲願でしょう。
そして、何も分からずにそれをやろうとすると、
結局何をするべきかを見失って、結局何の
足しにもならずに途中で終わってしまった・・
そういうことにもなりかねません。
なので、苦手分野を相手に何をするべきかを
先んじて話をしておくことにします。
昨年の生徒は言っていました。
「苦手だった単元、15個ずつ言葉を何度も定着させた。
そうしたら、どの単元も言っている意味が分かるようになった。
何度も先生が一問一答をさせるけど、何の意味があるのか
分からなかった。でも、知ってる言葉が増えるだけで
こんなに勉強しやすくなるなんて思いもしなかった。」
彼はその方法を優れた方法だと自身で解釈し、
人に紹介するほどその方法を信望しました。
一からじっくり学ぶ学校の流れの中にある勉強と、
すでに習ったけどほとんどが抜けていて、
この1カ月余りで何かを変えたい時にする勉強は
性質が違うのかもしれません。
それは、すでに見たことのある景色であり、
見たことのある言葉であり、覚えきれなかった、
理解しきれなかった事柄であるのですから。
まずは、反射的に出てくる言葉を
コツコツ育ててみてください。
何が重要かも分からない状態に違いありませんから、
重要ワードだと言われる言葉を最低15個、
テキストの単元に応じて覚えていきましょう。
騙されたと思って、夏休み前半はそれに
費やしてみてください。
理科社会の中1中2内容の復習は
特に中3にとっては重要なものとなるでしょう。
特に、理科社会は定期テスト直前に
やっつけでやってきたタイプの生徒さんは、
こうやって補っていくのが大前提だと思います。
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