課題の忘れについては、
厳しくするようにしています。
小学校4年生以上は特に。中学生にはもっと。
今日、社会の課題をやってない者がいました。
「君がね、できるようになったような感じに
なっていることはよく承知している。
テストをやっても8割9割普通に取れるだろうよ。
でもね、今すごく分かっていたとして、1年後も
同じように知識を保てるほど身についてるの?
今分かることと、”どれくらい身についたか”って
話は全く別問題なんだよ。宿題ってのは
分かることを何度か繰り返してもらって、忘れる
確率を下げるためにやるものがほとんどだ。
いつ見ても解ける問題もたくさん出てくるだろう。
しかし、それと同じくらい君たちは日々新しいことを習い続けている。
中学内容くらい即解即答できずに、高校内容が出来るわけがない。
そんなに多くを望んでるわけじゃない。
ただ、せっかく習ったことを身につくまで、
じんわりじんわり脳内にこびりついて
離れなくなるまでやろうっていう
それだけのことをやろうって言っているにすぎない。」
応用問題は、そこまで行って初めて
楽しいと思えるようになる代物で、
勉強していて楽しいと思う人は、等しく
そういう基本的な知識が身についています。
分かるからサボろうじゃない。
分かるからこそちゃんと身につけて、
応用問題への用意を施す作業をサボっちゃいけないんだ。
そこまで行くと、資料を見る視点も変わってくるから、
一つ一つの学習を進めていく際にパフォーマンスが段違いになります。
その眼があるかないかが、一つの分岐点です。
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