「数学だったら何時間だってやっていたい。
あと、理科も大好き。理数系だったら
誰にも負けませんよ!」
ここまで徹底した理系なタイプの生徒が
一つの学年に集まることも珍しいです。
中1はなぜかこういう生徒が多くて、
とりあえず疲れたら休憩に数学を・・・という
くらいの数学好きなのです。
今日もずっと入試の過去問を解きながら、
私は彼らにアドバイスも解説もできませんでした。
彼らが嫌がりそうだからです。
「教えてください」とか、「ヒントください」とか、
そういう言葉を言いたくないんでしょう。
教えてもらうのが心底嫌なのに通うのには、
幾つかの意味があるのだと考えています。
一つは、解けないプレッシャーの中で、
いつ分からなくても大丈夫な後ろ盾があること。
一つは、解けた後の別解解説が面白いということ。
一つは、ライバルも同じ問題に悩んでいるのを見て、
自分がいち早くそれを解きたいと競争心を燃やせること。
でしょうか?
数学をもっとさせてあげたいですが・・・
「地理を、歴史をしようね」
「国語をしようね」ってボソッと言うと
ゲッていう顔をしていました。笑
教科書内容はきっちり身についてて、点数も
まあ取れているのですが、やっぱり
数学ほどの好奇心はまだ芽生えないようで・・
ムラもクセもあります。
この学年も順調にマニアックです。
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