課題をしっかりやるということは、
授業内容の定着という意味以上に、
常日頃からやるべきことを意識することに
意味があると言えるでしょう。
授業が終わった瞬間ふわ〜っと意識が遠のいて、
直前になって慌てて気付くようなら遅いのです。
多分、1日の時間の中に、課題のことを
考える時間がないのでしょう。
そして、ご家庭の中にもそれをサポートするような
環境が整っていない場合もあります。
ちゃんとやっている子は、大体こう言います。
「小さい時から、お父さんとかお母さんと
一緒に考えながら宿題やってました。」
リビング学習が良いということは、すでに
いくつもの本で紹介がなされているところですが、
親御さんが子どもの学習内容に興味を持ってあげる
時間が毎日あるのとないのとでは、
小学生の時期ではやはり
達成度が異なってくるでしょう。
この前、ある低学年の子のお父様が
感慨深く仰っていました。
「うちの子は、まだまだですけど、
1年前に比べると格段にできるようになりました。
いつも一緒に見ているのでよく分かります。
子どもの勉強に付き合うのが楽しくなりました。
いつもありがとうございます。」
”すごいのは、お父様やお母様ですよ。
子どもさんはちゃんと見ています。”
私はそう心の中で思っていました。
0コメント