自分でやってみたい中1生。

 すごく数学できるメンバーばかりだから、数学の授業形式による指導は来年からほとんどやめてしまうのが現中1生の学年。私はペースメーカーになり、彼らの独学による予習をサポートしていく。教材は、応用があえて載っていない問題集と、一貫校や附属、私立は各学校の教材、公立は私が教材を選ぶことにした。

 

 方程式の応用などの各論は、私から独自教材を作って、特別講座として実施する方針も固めた。それが彼らにとって一番伸びる学習スタイルだろうと、この半年を指導しきって結論づけた。予習してもらってるけど、ほとんどの生徒が予習段階で理解が完了してしまっていて、授業する意味も感じない授業があったからね・・・。

 

 ゲンキンなものだ、方針を一通りプリントで読み切ったあと、生徒はにっこりして、やるぞー!って顔になって、いつになく熱心に学び始めるものだから・・・。

 中学生は本当にどう指導したら一番伸びるのか、生徒によってどうなのか・・・中学部作ってしばらくは実力も安定しなかったし、これがしっくりくるなっていう感じも薄くて、迷い果てていた面もあるけど、この方法ならば結構私の側にも選択肢が広がって、やりたいようにできる。

 

 「中学生ならある程度独学しよう!」って常々思っているし、それなのになんかちゃんと何かを指導仕切っていないと落ち着かなかったのは、私の単なる思い込みに過ぎず、彼らはちゃんと優れているから、サポートにしっかり回り直そうという方針転換です。ペースは落としませんけどね。


kojinkai

佐賀市の小中一貫学習塾 紅人会|kojinkai 公式ブログ